MCQ in Osaka ~パッと光って散った赤単~

こんにちは!卯月です。
今日は、先週末5/19大阪で行われたMCQで私、卯月と村山が少し構成は異なりますが、同じ赤単というデッキでなかなかの成績を出せたのでそのレポートをしていこうと思います。
MCQシーズンもまだまだ残っているということで皆さんのこれからのスタンダード構築の参考になれば幸いです。

両者のデッキリスト

使用者 卯月

20 《山》
土地 20
4 《狂信的扇動者》
4 《ギトゥの溶岩走り》
4 《遁走する蒸気族》
4 《ヴィーアシーノの紅蓮術師》
4 《ゴブリンの鎖回し》
クリーチャー 20
4 《ショック》
4 《稲妻の一撃》
4 《魔術師の稲妻》
4 《舞台照らし》
3 《実験の狂乱》
1 《炎の職工、チャンドラ》
呪文 20
4 《溶岩コイル》
2 《宝物の地図》
2 《無頼な扇動者、ティボルト》
4 《軍勢の戦親分》
3 《再燃するフェニックス》
サイドボード 15

使用者 村山

18 《山》
土地 18
4 《狂信的扇動者》
4 《ギトゥの溶岩走り》
4 《遁走する蒸気族》
4 《ヴィーアシーノの紅蓮術師》
4 《ゴブリンの鎖回し》
クリーチャー 20
4 《ショック》
4 《稲妻の一撃》
4 《魔術師の稲妻》
2 《危険因子》
4 《批判家刺殺》
4 《舞台照らし》
呪文 22
4 《溶岩コイル》
4 《軍勢の戦親分》
2 《無頼な扇動者、ティボルト》
3 《実験の狂乱》
2 《炎の職工、チャンドラ》
サイドボード 15


私のリストは極一般的なものでサイドボードに《宝物の地図》が入っている点が少し珍しい程度のものです。因みに《宝物の地図》は《凶兆艦隊の向こう見ず》を持っておらず、前日の夜困っていたところ枕元に落ちていたのでデッキケースに入れて寝たらそれがサイドになっただけなので強くないです。
対して村山のリストは土地の枚数を18枚に絞りメインに4マナ域のカードを採用しない、従来のリストよりも多くの本体火力を採用した攻撃的なリストとなってます。

リストの経緯


新環境スタンにあまり自信がなかった我々はぼんやりと赤単が良さそうと考え、ネット上で良いリスト探しをいていたところ、下記のような海外のMCQで優勝した少し変わったリストが見つかりました。

Lands (18)

  • 18x Mountain

Creatures (20)

  • 4x Fanatical Firebrand
  • 4x Ghitu Lavarunner
  • 4x Runaway Steam-Kin
  • 4x Viashino Pyromancer
  • 4x Goblin Chainwhirler

Spells (22)

  • 4x Shock
  • 4x Lightning Strike
  • 4x Wizard’s Lightning
  • 2x Risk Factor
  • 4x Skewer the Critics
  • 4x Light Up the Stage

Sideboard (15)

  • 4x Legion Warboss
  • 2x Rekindling Phoenix
  • 4x Lava Coil
  • 3x Experimental Frenzy
  • 2x Tibalt, Rakish Instigator


この今までにない攻撃的なリストに2人とも好印象だったため少しだけ回してみたところ村山は前日のMCQで5‐3、私はショーダウンやアリーナで勝率5割強と悪くもないが良くもないものでした。
結果、私はこのリストに限界を感じ一般的なリストに乗り換えたのですが、村山はMCQにて8割近くのメイン勝率だったことに可能性を感じ、このデッキリストを持って行くことにしました(《再燃するフェニックス》は未所持なため《炎の職工、チャンドラ》に変更)。
このように調整期間や内容も不十分なものだったので勝てる根拠はなかったのですが、「まぁ何とかなるやろ」という場当たり的な心持ちで当日を迎えることに。

大会結果

卯月

5/19
R1 WUGミッドレンジ〇〇
R2 URフェニックス〇〇
R3 WtUアグロ×〇〇
R4 mono_Red×〇〇
R5 WURフレンズ×〇×
R6 WtUアグロ〇×〇
R7 WUGミッドレンジ〇×〇
R8 WUBミッドレンジ×〇〇
7-1でスイス6位抜け
SE1 RGミッドレンジ××

村山

5/18
R1 RGミッド ○○
R2 UGネクサス ○○
R3 UBRプレインズウォーカーコン ○○
R4 UBコン ○XX
R5 UBGミッド ○XX
R6 WUGミッド ○○
R7 mono_Red X○○
R8 WUBミッド XX
の5 – 3

5/19
R1 WUBGフレンズリアニ ○X○
R2 WUGネクサス ○○
R3 WUBミッド ○○
R4 WUBコン ○X○
R5 WUGミッド ○○
R6 RGミッド ○○
R7 mono_Red ○○
R8 ID
の7 – 0 – 1で2位抜け
SE1 RGミッド XX
の1没


なんと村山はスイスラウンド7‐0後IDで2位抜け!私もR5で負けてしまったもののその後何とか耐え、6位抜けと2人ともTOP8に残ることができました。
シングルエリミネーションでは2人ともグルールにやられ1没と残念な結果でしたが十分「まぁ何とかなった」結果です。
当日のメタゲームブレイクダウン( http://www.cardbox.sc/news/?id=3015 )を見る限り、最多勢力こそ赤単であるものの様々なデッキがひしめき合っていたといえるでしょう。
しかし、上位陣ではTOP8に赤単3青単1と単色デッキが勝ち組といえる結果でした。
一方で、国内のMCQでは今回を含めすべての大会で3色のミッドレンジデッキが権利を獲得しています。
多色デッキ対単色デッキの様相を呈している現スタンダード環境が今後どう定義されていくのか非常に楽しみですね。

感想

卯月

6-1後のIDも許されない7-1縛りでなおかつ優勝以外の特典がほぼなし(TOP81没のプライズはなんと10パック!)、セミプロの遠征勢も数多く見られましたが誰1人エイトにすら残れないと、MCQの厳しさを実感しました。
また、今回は一般的な赤単を使用しましたが、やはり村山が使用した攻撃的な赤単のメインの勝率は目を見張るものがあります。個人的には既存の赤単のメイン4マナ域の必要性には疑問を抱いているので、今後はこの攻撃的赤単の調整をしていこうと考えています。
思い返すとスタンの大きな大会ではいつも赤単を使い、いつも勝たせてもらっています。本来はあまり好きなデッキではないのですが、実は向いているのかもしれませんね。


村山

《ゴブリンの鎖回し》や《遁走する蒸気族》、《舞台照らし》なんて今回初めて使ったのですが、すごい強いカードでした。赤単の経験がない分難しかったですが、デッキが良く応えてくれましたね。そんなデッキに僕が応えてあげられなくて残念でした。プロツアー行きたかったな。

チーム構築戦レポート KMCレガシー編

初めまして!京大MTGサークルの卯月です。

今回は晴れる屋大阪店で行われたチームモダンとKMC主催のチームレガシーで我らがサークルメンバー(しかも全員違うメンバーです!)が良い成績を残せたということでそれぞれの結果を簡単にレポートしていこうというものです。
当記事はチームレガシーのレポートになります。

参加チーム37チーム(111人!)のスイス六回戦というルール適応度一般とは思えない大規模な大会になりましたが、結果はチーム5 – 1でオポネントに助けられ2位でした。

デッキリスト

Player Name:Uzuki Yushi
Deck Name:
Deck Designer:

Main
4 《グリセルブランド/Griselbrand》
4 《別館の大長/Chancellor of the Annex》
1 《潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant》
1 《灰燼の乗り手/Ashen Rider》
4 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4 《思考囲い/Thoughtseize》
4 《納墓/Entomb》
4 《再活性/Reanimate》
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4 《動く死体/Animate Dead》
4 《死体発掘/Exhume》
4 《暴露/Unmask》
4 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
1 《金属モックス/Chrome Mox》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3 《汚染された三角州/Polluted Delta》
3 《Badlands》
1 《Scrubland》
2 《沼/Swamp》

Side
4 《摩耗+損耗/Wear+Tear》
3 《要塞の計略/Stronghold Gambit》
2 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
1 《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
1 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
1 《山/Mountain》
1 《墓所のタイタン/Grave Titan》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》
1 《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》

2
Player Name:Murayama Yuya
Deck Name:
Deck Designer:

Main
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4 《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
4 《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《稲妻の連鎖/Chain Lightning》
4 《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4 《発展の代価/Price of Progress》
4 《批判家刺殺/Skewer the Critics》
4 《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4 《火炎破/Fireblast》
1 《極上の炎技/Exquisite Firecraft》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
5 《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
10 《山/Mountain》

Side
4 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
4 《粉々/Smash to Smithereens》
3 《焼尽の猛火/Searing Blaze》
2 《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》
1 《破壊放題/Shattering Spree》
1 《極上の炎技/Exquisite Firecraft》

3
Player Name:Takase Ryo
Deck Name:mw Delver
Deck Designer:@mw_94gA

Main
4 《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》
2 《ニヴメイガスの精霊/Nivmagus Elemental》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《思案/Ponder》
4 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
4 《目くらまし/Daze》
4 《意思の力/Force of Will》
1 《議会の採決/Council’s Judgment》
1 《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《Tundra》
3 《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1 《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》

Side
2 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
2 《解呪/Disenchant》
2 《大変動/Cataclysm》
1 《カラカス/Karakas》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《流刑への道/Path to Exile》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》

以下、デッキ選択理由を含めた個々人の感想です。

使用者 卯月
デッキ BR Reanimator

デッキ選択については普段から愛用しているものを使わせてもらいました。
リストの変更点としては通常の大会に比べ青いデッキが減り、無色や単色のデッキが増えることが分かっていたので、サイドボードのハンデスの枚数を減らし、置物での墓地対策の対策を増やした程度で大きな変更はありません。

当日の当たりとしては
R1 UR Delver ××
R2 Burn 〇〇
R3 Mono-Red Breach 〇〇
R4 MUD 〇×〇
R5 Miracles ×〇〇
R6 Sneak and Show 〇×〇
と概ね想定通りの当たりが多く5 – 1という結果を出すことができました。

BR Reanimator自体の解説やリストの工夫についてはここでは到底書ききれないものがあるので要望や書くタイミングがあれば是非書きたいと思います。

関西のレガシーはKMCの存在もあり非常にレベルが高く、近年KMCプレイヤーがレガシー以外でのフォーマットでも結果 (MF横浜top8など) を出し始めていています。
皆さんもレガシーを初めてKMCに出て、MTG上手くなりましょう!

使用者 村山
デッキ バーン

普段はスタンダードやモダンを嗜んでいるものです。
そのため、デッキ選択にはチーム内で一番難航しました。
モダンでは親和をメインデッキにしているため、レガシー版の親和、つまり、ファクトランドを搭載したものや、《実験の狂乱》を採用したものを検討しました。
他の2人のデッキにはパーツが被らないのは良かったのですが、レガシー初心者が短時間で調整していくにはデッキパワー、熟練度、ともに厳しいものがあり、断念しました。

そこで持ち込んだのが、75枚まるまる人から借りたバーンをちょっと手直ししたものです。
手直し、と言っても《批判家刺殺》を4枚採用し、サイドにはファクト破壊をちょっと多めに積んだ、くらいですが。
それでKMC前日のFNM(レガシー)にて3―0したのでリストを含めてこのデッキに決めました。

当日の当たりは
R1 Maverick ×○×
R2 Show and Tell 〇〇
R3 Golgari Depths  〇×〇
R4 Esper Control 〇〇
R5 Golgari Depths ××
R6 Eldrazi Post 〇〇
といった感じで、4 – 2でした。
コンボデッキには想定していた以上に当たりましたが、何とか差し切れました。
モダン民からすると、このデッキの初手はいっつも強いですね。
おおむね使い切ったら20点焼き切れるような手札が来るんですから驚きです。
1マナの《稲妻》が亜種含め20枚も入っているのだから、ね。

個人戦も勝ったら嬉しいけど、チーム戦なら勝った喜びはその3倍。そんな感じで楽しかったです。

使用者 高瀬
デッキ 青白石鍛冶デルバー

「青いデッキしか握れないよ」と言ったらチーム使用カードリストの青も白もスカスカになったので、使い慣れている青白石鍛冶デルバーを持ち込みました。
どんな相手に対しても5分付近で有利不利で戦えるデッキだと考えているため、デッキリストの変更は特に行っていません。
リスト考察などはデザイナー様の記事で十分になされていると思います。
最新記事のリンクを記載しておきます。
ニヴメイガス考察その7 Ver. 4以降の戦績と感想、サイドプラン等

当日の当たりは
R1 Salvager Combo 〇〇
R2 Mono-Black Reanimator ××
R3 Miracle ××
R4 Goblins 〇〇
R5 RB Reanimator ×〇〇
R6 Jund ××
個人成績 3-3。単純に悔しい。
R5 以外は座っていてもいなくてもチームの戦績が変わらないという形。
チーム 5-1 の唯一の負けは R1 なので、よく考えればチームの邪魔だけはしていない形らしいですけれども、悔しい。

主な反省は以下

・《大変動/Cataclysm》をもっと上手く使えれば勝てたかもしれないゲームが 2 つある。
どちらもハンドで耐えられる限界が来ての使用であるが、結果として我慢が足りなかったという結論であった。
序盤から中盤の PW の捌き方はもう少し考えるべきかもしれない。
この問題は灯争対戦のリリース後により顕著になったのかな? (あまり回せていないので自信は無いですが)
そうでなくとも、PW に対しての弱さは前々から思っていたことではあるので、このリストの中で一番考えて行きたい部分である。
具体的には《狼狽の嵐/Flusterstorm》を数枚《呪文貫き/Spell Pierce》に変更するのが一番簡単な方法かと考えている。
特に今回に関してはコラガンの命令の使用枚数が落ちる事等を予想して、このチューンを施してみても良かったかもしれないという思いもある。

・Mono-Black Reanimator に関して、Lake of the Dead を使って 6 マナ出して来るパターンで 2 度負けている。
敗因は G1 は黒タイタンとソープロが引けなかった噛み合い、G2 は新ウギンの着地。
新ウギンに関しては完全な勉強不足。
もう少しマリガン基準からもキルターンを縮める努力をしてもよかったか。

・そういえば対 Jund ってどうやって勝つの? もうちょっと勉強します。

とにかくチーム 5-1 の中での個人 3-3 が悔しい結果。もう少し真剣にレガシーに取り組みたいところ。

反省を抜きにすれば、チーム戦は非常に楽しかったという感想に尽きる。
R5 の 2 ゲーム目先手ダブマリ、チームメイトに土地がない初手を見せたら、卯月君が「これをキープしなくて何をキープするんだよ」とキープ指示。
「(私もどちらかといえばキープだと思うが)よし、負けたら半分お前のせいだ」という会話も。
こういう会話も楽しめるのはチーム戦ならではだと思います。

そういえば私がレガシーを初めたきっかけもチーム戦。
村山君も今回のチーム戦でレガシーデビュー。
皆様もチーム戦で、慣れないフォーマットにチャレンジしてみるのはいかがでしょう。
レガシーはいいぞ。

まとめ

京大 MTG は京都の大学生のチームメイトやサークル員を募集中です。
いつでも参加をお待ちしていますので、興味のある方は Twitter: @ku_mtg_2015 までご連絡ください!

また、別の 3 人がモダンのチーム戦で優勝の結果を残してきてくれているので、そちらの記事もアップロードする予定です。
そちらもよろしくおねがいします。

ジェスカイドレイクで行くGP京都2019

つい先日GP京都2019が開催された。

結果は5-2-1と初日落ちで振るわなかった。とはいえ初めて独自に調整したメタ外デッキで挑んだGPだったので形に残そうと思い書くことに。

まずは自己紹介から。3回生の橋本です。青白プラスαの色構成が大好き。モダンでは青白コンとバントカンパニーを愛用。もちろんレガシーは奇跡。

もともと前環境は白t赤アグロ、ジェスカイコントロール、イゼットドレイクと3種のデッキを使い分けていた。大体のメタも見られるし、エスパーのパーツも多く持っていたので今回もエスパーコンもそんなにお金をかけず移行できるはずだ。

ところが僕の悪癖が発動し「このデッキだけでいけるやん!節約節約!」といってイゼットドレイク以外のカードをほぼ全部売ってしまった。

天罰が下ったか、こ存じの通りイゼットドレイクはメタ上の立ち位置が悪い。その上自分は結局、今環境はイゼットドレイクの経験値しかない。

そんなところから今回の調整はスタートした。

実際イゼットドレイクはどうだったか?

正直なところ手ごたえなし。

スゥルタイになったBGはライフ回復や飛行生物が増え(増えたのは一枚のカードなのだが)有利だったものがメイン微不利、サイド後五分くらいになってしまった。

その上、白系アグロにはマジで不利、無理寄りの無理。

ネクサスも無理、頼みの青単は数を減らしている。赤単には微有利くらい。

フェニックス型に関してもムラがありすぎて個人的に好みではない。「スタンで信仰無き物あさりが使えたら考えといてやるよ。」くらいのレベル。

ただ、これくらいなら調整で相性変化させられるかもなんて甘い考えを抱くのだがそれを打ち砕いたのがこのカードだ。


青単が流行ったおかげで銛打ちがサイドに増え、ドレイク系はまだいいもののプテラマンダー君がマジモンのゴミになってしまったため、こいつをメインから外すことは確定になった。そうするとやはりドレイクはきついのではないか…。

https://www.mtggoldfish.com/deck/1677426

その時に発見したのがこのリスト。「MCで7-3してるってことはいけるんじゃないか…?」と思いこのリストから可能性を探ることに。

その結果がこのリストだ。

ジェスカイドレイクコントロール

  • 2シヴの火
  • 2ショック
  • 2呪文貫き
  • 3潜水
  • 4選択
  • 1アズカンタの探索
  • 1否認
  • 1発展//発破
  • 4航路の作成
  • 3溶岩コイル
  • 3轟音のクラリオン
  • 3奇怪なドレイク
  • 3弾けるドレイク
  • 2ドミナリアの英雄、テフェリー
  • 1イゼット副長、ラル
  • 2パルン、ニヴ=ミゼット

土地23枚

  • 4蒸気孔
  • 4硫黄の滝
  • 2神聖なる泉
  • 4氷河の城塞
  • 3聖なる鋳造所
  • 3断崖の避難所
  • 2島
  • 1山

サイドボード

  • 1幻惑の旋律
  • 1轟音のクラリオン
  • 1溶岩コイル
  • 2残骸の漂着
  • 2軽蔑的な一撃
  • 1パルン、ニヴ=ミゼット
  • 2啓蒙
  • 2否認
  • 2宝物の地図          
  • 1標の稲妻 

このリストの良い点はクラリオンにより一対多交換が実現し、クリーチャーデッキ相手の相性が向上。かつ勝負を急がなくて良くなったため、スロットの空きにアド手段かつコントロールに強いカードをさせた点だ。白を足すことでサイドカードも充実し、荒野の再生系デッキ相手にもチャンスがある。問題点はマナベースのきつさだが、そもそもドレイクデッキは安定する方のデッキじゃないし、土地増やしたから許してほしい。

PWを追加したことはスゥルタイを大きく見ているが、どのマッチでも基本的に腐ることがない。ただデッキ全体が重くなり土地が詰まることが多かったため23枚にした。24でもいい気がする。

ショックとシヴの火は顔に打てず腐ることを嫌って散らしたが、未だに微妙。ほとんど顔には打たないが、PWに打ててうれしいこともあるのでこのバランスで試してみた。

アズカンタはサイドと合わせマナ加速が3枚欲しいところに由来し、かつメインでもいい動きをしてくれそうな点を見て採用。クラリオンのおかげでこう言う無理が効くことがいい。サイドで結構抜けるけど。

発展//発破はこのデッキのおしゃれ枠なのだけれどかなり強い。コイルの対応の潜水の上から発展でスタックのコイルをコピーしたり、相手のハンデスをパクったり、相手の苦しめる声コピーとか、クラリオンコピーで全体6点とか、相手のカウンターをコピーしたり、などなど腐ることはほぼなく器用ですごい活躍をしてくれる。その上発破では後半のリソース切れを解消してくれたり、ニヴと合わせてすごいことになったりと個人的このデッキの名脇役。このカードで取ったゲームは結構多い。ただ二枚はひきたくないので一枚採用。

ドレイク類が少ない理由については、ニヴも増えてるしクリーチャーばっか序盤にひきたくないから。

コントロールによってるのになぜ呪文貫きがあるか、についてだが、メインで動かなければならない状況が多くその返しのテフェリーなんかを抑制するため。ただ賞味期限が短いので序盤のドローなんかに打ってしまうこともある。このカードは本当に強いが難しい。対ドレイク系なんかだとニヴが出た返しはマナがカツカツなので相手の潜水にピアスを合わせたりなんかもある。あと白単には除去エンチャやベナリア史に効きとても強い。

サイドボードについて

今環境は謎デッキに本当に当たりやすいので書くサイドボードについては主な採用理由についてだけ書く。

幻惑の旋律

このカードは未だに明確に理由がない。ハイドロイドとアダント用。多分75枚中一番他のカードでもいいカード。プテラマンダー相手にまあ効くので、イゼットドレイク相手や青単にも。

轟音のクラリオン

クリーチャーデッキにin。特に赤単、スゥルタイはタフ3以下ばかりなので、いてこまそう。赤単系には絆魂パンチをより、狙いにいける。

溶岩コイル

クリーチャーデッキにin。タフ4や、追放したいニクいアイツらに。それ以外に書くことがない。

残骸の漂着

対グルール、白系アグロ決戦兵器。こいつを取りたいがために白を増したマナベースにした。再燃するフェニックスを見た赤単なんかにも入れていいかも。フルパンチを咎めよう。漂着は 忘れた頃に やってくる。

軽蔑的な一撃

スゥルタイには呪文貫きと入れ替えで入れよう。あとはコントロール系に。

パルン、ニヴ=ミゼット

パルンでゲームが決まりそうなデッキ相手にin。特にエスパーはハンデスを見なければいけないので数を増やしておこう。

啓蒙

荒野の再生絶対許さないマン。白単の除去はエンチャが多いし、エスパー相手もアズカンタのリソース差で負けることも多いのでどちらも一枚入れてもいいかも。

否認

ノンクリーチャースペルを打ち消したいデッキにin。

宝物の地図

早くニヴを叩きつけたいマッチでin。

標の稲妻

サイドから何が出てくるかわからないマッチとクリーチャーのサイズがタフ4以上のデッキ相手にin。バントネクサスや白が入ってるデッキはライラがやばいので常に意識しよう。再活なのでエスパー、スゥルタイのハンデスにも強い。正気泥棒、人質取りの受けに最適。

デッキの使い方

対スゥルタイ

ビビアンの定着だけは何としても防ぐイメージ。あとはビビアンと人質取りに対する返しが無いのにドレイクをキャストするのはできるだけやめよう。相手を更地かクリーチャー一体、若くはプレインズウォーカーだけの盤面にしてから、こちらのテフェリーマイナスなんかでプレインズウォーカーを定着させることが一番簡単な勝ち筋。クラリオンと1マナインスタント除去があるので結構これが多い。ただダラダラゲームをしていると暴君が出てくるので、速やかにゲームを終わらせる努力はしよう。後半のドレイクは打点が10は出るので強い力になってくれる。

サイド後は1マナ除去を少し抜く。どうせクラリオンで流れるし標の稲妻も入る。また従来のドレイクではニヴは抜いていたが遅いレンジの勝負になっているので全抜きはしない。2枚残してもいい。

対赤単

丁寧に除去して序盤にテンポ差をつけられないようにしよう。絢爛はいつでも意識しておこう。舞台照らしキープを咎められることは多い。その上で狙うのがドレイククラリオン絆魂パンチだ。10点ゲインが染み渡る。

対青単

クリーチャーを除去しよう。サイド後の潜水とPWは少しだけ抜く。あとはニヴが大活躍してくれる。

対白単

ロクソドンのコストが払えるかどうかは常に意識しよう。その上で除去タイミングを考える。招集されてアダントにカウンターが乗るとドレイクを超えられてしまう。正直クラリオンがあっても不利には変わりないので相手が回らないことを期待するマッチ。サイドの残骸の漂着を信じろ。

対イゼットドレイク

メインのニヴが強いので相手が地図ミゼットじゃなければ有利。サイド後は相手のニヴに対してはPWと標の稲妻。若くはニヴがいる状態での溶岩コイル(誘発と合わせて5点)での対処法を絶対に握っておく。ドスンや最大速度には常に注意しよう。

対荒野の再生系デッキ

メインはお祈り。お願いドレイクか、エンチャントと化するニヴでお祈り。サイド後はこちらはカウンター系と啓蒙で相手を妨害し地図で早めにニヴが出ることを願う。ただ後手だと2ターン目地図の返しに、成長のらせん、荒野の再生と行かれることがあるので気をつけよう。啓蒙を握っている場合はいいかもしれないが、ピアス否認構えでこうなると目も当てられない。意外とコンボはつながらないことがあるので、ニヴ出して潜水でターンが帰ってくるまで維持するのが理想形。そうじゃなくてもニヴが一度出ればめっちゃドローできるのでドレイクで殴り切ろう。サイド後のライラなんかにはPWと標の稲妻、ニヴの誘発で。

対エスパーコン

ニヴでアドを稼ぐ。そのためにもドレイク類に全除去を吸わせることと、6マナ出るからといってすぐにニヴをキャストしてはいけない。ただハンデスもあるため引っ張りすぎても裏目はある。あとは基本的にはドレイクは2体以上出さないこと。ケイヤの怒りで2体以上流されるのは本当に不味い。そうじゃなくても一回のパンチで5点以上は出るからクロックとしては十分だ。サイド後にはクリーチャーも入ってくるため除去は抜きすぎないようにしよう。地図ミゼットが板。マッチを通して自分相手どちらも含めてテフェリーの定着も強く意識しよう。

対グルール

どういった構成かにもよるがクラリオンが機能しないことが多い。あとは相手のリソースが尽きないと結局パワーの高い相手にひき殺されるので、ビビアンだけは本当にどうにかしよう。できればドレイクは潜水構えで返しにPWを倒せるように。テフェリープラスからの残骸の漂着なんかもとても良い。

結局本戦はどうだったの?

明らかに下手くそだったのが4回戦の対スゥルタイと7回戦の対グルールで

スゥルタイは環境にない択に怯えライフを無駄にロスし、致死の枝渡りパンチに怯えフルタップドレイク2体目で攻勢をかけるのが1ターン遅れ、ハイドロイドに辿り着かれて次ターン人質取りでGG。

グルールガルタはメインで無効皮のフェロックスを見たせいで否認ピアス全抜きしたところこちら先手で1ターン目相手ラノエル、2ターン目自分ラノエル放置で相手鉄葉キャスト、3ターン目自分鉄葉にコイルで相手返しドムリ、4ターン目自分弾けるドレイク相手返しビビアンでGG。みたいな感じでどちらもやりようがある負け方だった。やはりラノエルは焼かなければ。

せっかくスゥルタイに強い構築にしても乗り手が弱いと意味がないということ。

あとがき

無意識下だったんですが墓地使うし絆魂するし全除去とってるしで、イゼットドレイクすらそういう寄せ方をするところに気がつき、結局自分は未だに王神の贈り物デッキを引きずっているんだなと思いました。

今回初日落ちだったので大きなことは言えませんが、デッキとしてはとても気に入っています。王神フリークは楽しめると思うので是非使ってみてください。

京大MTGサークル、サイト開設!

 はじめまして!この3月から新しくサイトを作り、サークルの様子やMTGに関する記事を投稿していくこととなりました。初回である今回の投稿は、私たち京大MTGサークルの基本的な活動を紹介していきます。自己紹介が遅れましたね、4回生の小林といいます。

 本サークルはこの4月で3年目となる比較的新しいサークルです。現在登録している部員は30名近くです。参加は自由なので集まるメンツは毎回異なり、毎回の活動には8名程度が集まります。

 主な活動は週2回程度の例会(フリープレイ)、そしてグランプリなどのイベントへの参加です。

 例会ではスタンダード、モダン、レガシー、パウパーと幅広いフォーマットで遊んだり練習したりしています。新しいパックが発売された際にはドラフトを楽しんだりしています。

  例会の様子を公式っぽくとってみた一枚(笑)

 例会ではショップのイベントと違ってプロキシを用いて持っていないデッキを試したり練習したりすることができるのがいいですねー。メンバー同士でデッキの交換をして練習することもしょっちゅうです。

 グランプリなどのイベント参加も魅力的な活動の一つです。サークル発足前までは一人でグランプリやPPTQを回っていた私ですが、やはり同年代の仲間の仲間と一緒に参加すると、より一層楽しさが増すように感じます。

 特に昨年はグランプリ京都2018、グランプリ名古屋2018とチーム戦が多くサークルの仲間のありがたさ、そして皆でプレイする楽しさを強く感じました。

 成績はぼちぼちといったところですが昨年はプロツアー出場という快挙を成し遂げました!

     プロツアー会場、ミネアポリスにて。逆光ですが(笑)

 三月末に控えたグランプリ京都も地元勢として頑張っていきたいところです。

 そのほか学園祭でのイベントも行っています。ティーチングをしたり学内の隠れたプレイヤーを発掘したりしています。

      11月祭の様子。結構人が来てくれて驚きでした!

 今回の記事は以上です、いかがだったでしょうか?少しでも京大MTGサークルの様子が伝わればなと思います。

 では、また次回の投稿でお会いしましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました!