執筆者の紹介
村山:毎週の記事更新を目標にしているプレイヤーだが、ネタ切れしかねないことに怯えている。
過去記事
こそひそヒス|4|「緑単信心」
こそひそヒス|3|「ヨーリオン探検」
こそひそヒス|2|「青緑マーフォーク」
こそひそヒス|1|「ルールスバーン」 他
0.はじめに
6/9の緊急禁止改定により、《軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces》がヒストリック使用停止となりました。
予定外の決定には賛否両論あると思いますが、《軍団のまとめ役、ウィノータ》使用停止自体には賛同する意見が多いように感じます。個人的にはBO1だと厳しいだろうなあ、という感想しかありません。BO3だとサイドカードがいろいろありますからね。
こうして新時代となったヒストリックの明日はどっちだ。
1.デッキ作成
今回は、弱体化した相棒メカニズムを使います。
相棒メカニズムの弱体化前はほとんどのデッキが相棒を使用していたものの、弱体化後はたまに《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を見る程度。ここで相棒の可能性を模索しようと思いできたのがこちら。
ほとんどスタンダードですね。ヒストリックならではの点は土地基盤の改善と《縫い師への供給者/Stitcher’s Supplier》の採用ですね。このカードは1枚で《死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death’s Hunger》の脱出コスト分を賄ってくれるスーパーカードです。サイドは赤緑アグロを警戒してなんとなく組みました。
2.実践
いつもの
結果は以下の通りです。
ラウンド数:対戦相手(自分のメインの先攻後攻) 〇×
・1回目
1R:緑単エルフ (先攻)〇〇
2R:緑単信心 (先攻)×〇〇
3R:赤緑アグロ (先攻)○○
4R:黒単信心 (後攻)〇×〇
5R:エスパーブリンク(後攻)〇〇
(相棒:ヨーリオン)
・2回目
1R:ケシスコンボ(先攻)〇×〇
2R:青白コン (後攻)〇××
3R:エスパーコン(先攻)〇〇
(相棒:カヒーラ)
4R:赤緑アグロ (先攻)〇×〇
5R:ジェスカイコン(後攻)××
結果は以上です。計10戦で8勝2敗。なかなか強かったですね。想定していた赤緑アグロにはしっかり勝ててよかったです。《蔦草牝馬/Vine Mare》が出てきたときは落としてしまいました。
確かにこのデッキには《墓掘りの檻》と並ぶキラーカードだったのでメタ次第では活躍するかもしれません。
また、コントロールにはかなり戦いにくかったですね。じっくり腰を据えた戦術では《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》を筆頭としたPWによるアドバンテージには劣り、早期決着を目指した戦術では《空の粉砕/Shatter the Sky》のような全体除去1枚で捌かれてしまいました。
《ドミナリアの英雄、テフェリー》を出されたときの緊張感は異常ですね。倒さないといけない盤面なら殴るんですけど、起きた2マナで《封じ込め/Seal Away》が構えられてしまう。わかっていても突っ込まないといけないのでね。複数体で行くと《残骸の漂着/Settle the Wreckage》がちらつく。無理やり相手の土俵のマジックを強いられます。一人回しはさせてくれません。さすがです。
3.さいごに
次回こそは『ヒストリックアンソロジー3』のカードを使ってデッキ組めたら、と。ではでは。
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